デッドマン type 20 2

デッドマン type 20 2 人型形態

DM-20 デッドマン type 20のデフォルトカラーです。
本体部分のカラーリングは他のデッドマンのデフォルトカラーと共通ですが、カメラ部分のみ赤く発光しています。
これはCFS起動時の影響で、ゲームやアニメでそのような描写が見られたためです。
TB-303 ターミナス type B303はTV版だとCFSが常に起動しているのか、カメラ部分が常に赤く発光していましたね。
ポケットが虹でいっぱいではCFS起動時に緑色に発光しましたが……。

【DM-20 デッドマン type 20】
ホーリー・ランドで開発されたDM-10 デッドマン type 10の後継機。
type 2Wにあるレーダーがオミットされ、リミッター付きのCFSが搭載されている。
レーダーがオミットされたのは、このCFSでライダーに外部状況をフィードバックするために不要となったためといわれている。
胴部機銃と背部換装武器も搭載しており、火力と迎撃力に重きを置いた機体となっている。
最初にこのtype 20に搭乗したのはマオ・ハザマであり、当時はCFSを装備する前の段階でモスグリーン(このカラーリングはのちに入所した利用者、アヤナ・ネイルに勧めたものである)に塗装された機体だった。
マオは初戦闘で戦果を挙げ、他の利用者にも同じくtype 20を支給するものの、彼らはマオほどどころか、それぞれ自身が満足できるような操縦もできず、その操縦の補助ということでリミッターを施した最新型のCFSを急遽搭載することになった。
このバージョンのCFSは旧型のVer.2.0のようにライダーの思念を機体操縦に反映するものとは異なり、むしろ操縦技術を機体からライダーにフィードバックすることに主眼を置いている。
その技術データにはマオの戦闘データのほか、type 10に搭乗して教官役を務めていたマイヤーズ・イエローのものが使用された。
その結果、ほかの利用者たちもマオほどではないものの、一定の操縦技術を発揮できるようになり、抗体コーラリアンや暴徒の鎮圧作業にも成果が出始めた。
その一方でCFSを機体に搭載して以来、利用者が所内で暴力をふるうような事態が多発するようになった。
これに対してホーリー・ランド側は利用者たちをムラクモ高専附属病院に連行、薬物療法で退所させる。
薬物療法を施行してからは利用者たちの所内での暴走は次第に落ち着いていったが、過剰に処方した薬物の影響のためか徐々に無気力になっていく者たちが現れ、その中には最悪廃人になる者さえいたのだった。
このことに疑問を示す利用者もいたのだが、ホーリー・ランドの職員や病院の医師たちはCFSによる暴走の原因は統合失調症であり、それを完治するために強力かつ大量の薬物を処方したと主張する。
これにより、ホーリー・ランド内において一連の疑問が見られなくなり、所内は一応の平穏を取り戻したかのように見えたが、薬物療法を受けている者の中には自らの症状と事態を照らし合わせていまだに疑問を抱く者がおり、さらには事態を目撃した外部の者も体制の改革を図ろうとさえするのだった。
特にニルヴァーシュ type BETAの追跡並びに破壊を画策しているフリーランスのKLFライダー、アーズ・レイザーにとっては見過ごせない事態であり、戦場心理カウンセラーの資格を持つ彼は、ホーリー・ランドにQOL(Quality OF Life)向上指導員として施設に接触、事態の改善と所内改革を影で進めるのであった。