インセルの存在に対する自分なりの考えや思い

インセル(社会的に生きづらさを抱える人々)はなぜ現れるのか。
そのことについて自分が考えたことをまとめました。

インセルってどんな存在だろう? 僕なりの解釈

どうも、ここ数年インセルと呼ばれる存在が次第に話題になりつつあるような気がします。
インセルとはどのような存在かと聞かれたら、検索したらより詳しい話題が出てくるのでここでは割愛しますが、僕としては「社会面もしくは恋愛面での機会に恵まれず、そもそもそのような機会を得る素質を否定されてきてしまった人々」だと解釈しています。
主に「恋愛市場に乗り切れなかった男性」という印象が個人的に強いのですが、ここでは男女問わずに書いてみようと思います。
もっとも、Twitter上では主に男性としての自分の境遇における苦悩をさらけ出した結果、思わぬ反発にあったのでそういう意味も込めてですが……。
この辺も含めて何とかしたいとは思います。

どうしてインセルが生まれる?

インセルが話題になりつつある(ように思える)背景はさまざまにあるようですが、僕としては「人間的な格差を決定づけたがる悪意」が主に強いのではないか? と思っています。
その悪意の内容といえば「Aさんは人気者で性格も輝いているし、もっと努力してほしいけど、一方でBさんは性格が暗いしオドオドしているから努力されても鬱陶しい」という考えなんじゃないかと。
そのような先入観がエスカレートしていくと、たとえ話におけるBさんへの嫌がらせやいじめにつながるんじゃないかと思います。
僕も正直そのような先入観を持ってある人に接してしまったこともあり、逆にそのような先入観を持たれてたのではないかと思っています。
それぞれ小学生時代と高専生時代です。
そのような先入観を持って人に接しようとするとどんな作用が考えられるかというと(あくまでも僕の考えですよ?)「あいつイキっていてウザいなぁw」「あいつ必死こいて努力してんのw」などといった陰口を当人に聞こえそうで聞こえないように聞かせたり、あるいはその当人に植え付けられた「嫌いな人間像」が努力をするところをマウンティング見よがしに見せつけることです。
前者の場合に自分なりに努力ができて本人にとって納得のいく結果を残せたらそれはそれでいいと思うのですが、厄介に感じるのは後者です。
これについては傷ついた当人から見ると「自分を傷つけるエリートエネミーが正しい努力を独占して自分を追いやっている」と映ってしまうところなんですよねぇ……。
この考えに陥ってしまうと「したいと思っている努力がその通りにできない」「努力しても結果にしづらい」という風になってしまうのです。
この考えに対しては「嫌な奴が正しい努力している。自分も努力するが、その内容がかぶろうが違っていようが自分は努力していることになる」と考えられたら個人的に理想だと思いますが「正しいことをする敵」が頭の中にこびりついてしまうと「あいつは正しさをもって自分を弾圧する! そしてあいつと同じ正しさを持つ奴はみんな敵!」という考えになってしまうんだと思うのです。
この辺りは自分が2019年11月30日現在治療している「統合失調症」の症状や、その際の自分の解釈の傾向もかかわっていると思います。
症状そのものについては割愛しますが、この症例もあってか、高専で派手な人たちやエセ爽やかぶったスポーツマンが寄ってたかって僕のことをいじめていて、なおかつ好成績・順風満帆な学生生活を送っていたのを目の当たりにしていたので「あの人はキラキラした外見で陰キャで根暗な自分に対してマウントとってる! しかも結婚していて子持ち! 恋愛経験をあまり積めていない自分への当てつけだ! ギャース!」と頭でいっぱいでした。
今見るとひどい内容ですが(笑)個人格差といった背景も感じていて当時は必死でした。
とはいえ、本人もつんけんした態度をとっていたし、実際敵意を見せていた可能性もありそうですけどね。
それに今でも自分と対極的な人にマウンティングのような態度を取られると腹を立てることがあります。
僕をいじめていた人も陰でつらい努力をしていた、ですか。
言いたいことはわからんでもないですが、だからと言って八つ当たりはこれ以上ないようにしたいですね。

インセル叩きがエスカレートすると考えられること

インセル叩きの先にあること、それは本人の自決や大量虐殺ではないかと思います。
事件も数々ニュースで報道されていますし、具体的には上げきれないのですが、記憶に新しいですね。
努力を正しく認識できない、努力することもできない、納得できる結果も残せない、今の自分も周囲から否定される……そのような考えに陥って悲しい事件が起きるのは無理もないでしょう。

どうすればいい? とりあえず外敵は黙ろうか

「他人はコントロールできない」とアドラー心理学にあるのですが、これを嫌がらせやいじめの加害者側が使うと大変危険な狂気になりえます。
被害者を自暴自棄にさせ暴走を招くのは火を見るより明らかです。
とはいえ、それでも他者を何ともできないのがこの世のジレンマではあります。
それで僕が考えられる手段としては以下のようになります。

  • 縁切りの神社で悪縁を切る(京都の安井金比羅宮が主にオススメです)
  • マウント(相手が自覚している欠点をあおる、長所を社会では不要とみなすなど)を取る相手から離れる
  • 学校等において信頼できる大人に相談して動いてもらう
とはいえ、これでもまだまだ月並みのものではありますが……それでも最初の縁切りは本当に効きましたね。
神社に行った後も某セラピールームの間接的な嫌がらせが続いていたのですが、僕がその記事をリブログするとこちらのブログのアクセス数が伸び、相手はブログを“閉鎖”しましたからね。
理由は不明ですが、おそらく炎上したのでは? と思います。
自分のとった行動としては褒められたものではなく、むしろ責められてしかるべき行為だとは思いますが、自分にとってはこれでピリオドをつけられたんじゃないかと。
「発達障害や精神障害は栄養で改善する!」とか大々的に掲げて混乱を招く記事が封じられることをこれからも祈るばかりです。

アンチインセルも「先入観」で生まれる?

ところで、先に挙げたようにインセル叩きを放置してしまうと悲しい事件が起きうると述べましたが、この事件をきっかけに「インセルは人殺し! 排除しろ!」という思いを生んでしまう危険性があります。
その思いの下でさらにインセルたちを追い詰め、また悲劇が起きる……悪循環です。
この辺りも気を付けないとなと思います。

インセルを自認する人たちへ

僕もきっとインセルでしょうね。
人との距離の取り方で躓くこともよくあるし、異性を引かせるアプローチをしてしまったこともある。
社会的な常識にも乏しいほうだと思います。
それでも、僕と同じことを自認する人々に声をかけるとすれば

世界中のだれもがあなたを敵に回していてもあなたがあなた自身を敵に回すことはできない。

われながらくさい言葉だとは思いますが、自分はどんなことがあろうと自分自身の味方であり、自分自身を信じられる存在であるというのをようやく実感できるようになりました。
自分だけでそのような思いに至れたかと言われれば、決してそうではありませんが……そのような時は生きていれば訪れるのではないかと思っています。
(自分が抱えていることを一緒に考えてくださったTwitterで出会ったユーザーさんたちや家族、友人、作業所や地活の方々には本当に感謝の言葉しかありません。そして時折対立してしまってごめんなさい。この場を借りてお礼とお詫びを申し上げます)

インセルを叩く人たちへ

インセルを叩く人たちもまた、画一的に定められた価値観に苦しめられ、その末に結果を勝ち取ったのかもしれません。
それでも言いたいことはある。

世界はあなたたちだけのものじゃないぞ。
他人の世界を侵略する権利は誰にもないぞ。
人はみな対等なんだ。

……自分も何度か過ちを犯したことがあったので説得力に欠けますが、それでも自戒と警告を込めて。
あと、主語はもう少し小さくしよう。
例えば「オタクはキレやすい」とか、何様ですの。
これは自他ともに気をつけたいところです。

エウレカセブンの中にもインセルの居場所を設けたい

これこそ二次創作なので先述の説得力をさらに欠いてしまうのですが、それでも一人のファン(迷惑な自称と言われても構わない)として見過ごせないことがあります。
それは、エウレカセブンという作品がある流れで固定化されてしまっているように感じること。
「レントンとエウレカのような恋をしろ」「陽キャになれ、陰キャはやめろ」「デューイのように固定概念にとらわれるな」「ホランドのように大胆に行動しろ」そのような思想が見受けられるように感じ、むしろデューイのような固定概念の塊である自分には今のエウレカセブンはどうも生きづらい(苦笑)
だからファンをやめろ、作品から立ち去れ。
そういわれるのは癪(しゃく)だなと。
そう感じるのは私の思い込みもあるかもですが、やはりそういう動きがあるんじゃないかと邪知してしまうものです。
あなただけの二次創作エウレカセブンドリームマシンを作ります! そこで思い立ったのがTwitterやFacebook, Instagramといった3種のSNSで同時募集しているエウレカセブン二次創作ドリームマシンプロジェクトです。
エウレカセブンは知らないけどメカには興味がある、という人も歓迎です。
この計画は、微力ながらも公式のエウレカセブンを応援すると同時にインセルをはじめとしたマイノリティや社会的な生きづらさを自認する人々の居場所になればなと思って立ち上げたものです。
自分の頭に浮かんだマシンや武器を提案し、それをデザインする人(今のところは僕がもっぱら担っています)によって描き起こされる……そのようなつながりを通してコミュニケーションや楽しみを生み出したいと思います。

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